コラム

アーユルヴェーダと食セミナー (1) 「スパイスはすぐれもの」

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最近、スパイスの人気が高まっています。エキゾチックな香がおしゃれなイメージをかきたて、食欲をそそるのかもしれません。スパイスの役割はそれだけではありません。アーユルヴェーダにおいてスパイスは重要な役割を担っています。アーユルヴェーダ・クッキングではスパイスは欠かせないものです。そこにはアーユルヴェーダの食べ物に対する考え方が背景にあります。スパイスにはすぐれた薬効があります。スパイスのことを知り、スパイス名人になりましょう。

病気の根本原因を見抜いたアーユルヴェーダのリシ

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アーユルヴェーダは、体、心、五感、魂がバランスを取り合っている状態が健康と定義しています。このうちのどれかがバランスを崩すと、それが病気という状態なのです。まずはドーシャのバランスの崩れがきっかけとなり、その影響が広がり、最終的に発症という段階に至ります。アーユルヴェーダを体系化したチャラカは、病気の根本原因を3つに大別しました。

病気の根本原因を3つに大別

病気の原因は限りなくありますが、アーユルヴェーダのリシ(賢者)であるチャラカはそれを3つに大別しました。一つは知性の間違った使い方、2つ目は感覚器官とその対象物との間違った接触の仕方、3つ目は季節および時間的要因です。まるでナゾナゾのような分類ですね。これらの要因はドーシャのバランスを崩す働きをし、それが病気を招くとチャラカは見抜いたのです。
この3つの要因グループは心、体、環境に関係しています。こうした3つのグループの要因を防ぐことができれば、ドーシャのバランスが崩れることがなく、病気から身を守ることができるのです。チャラカはそれぞれのグループについて、過剰、不足、間違った状況が問題の源と考えました。

知性の間違った使い方 (prajnaparadha)

Prajnaは「知性」という意味。Aparadhaは「そむく」という意味です。つまり、知性にそむくという意味です。どういうことでしょうか。体や心によいことか悪いことかを考えずに物事を行うことを言います。知性にそむくことには肉体的なことや、心に関係することや、あるいは言葉による発言だったりもしますが、いずれにしろ知性にそむくということは、ドーシャのバランスを崩し、心のラジャスやタマスを増やすことになるのです。それが病気につながっていきます。たとえば、話しすぎ、考えすぎ、文字の読みすぎ、心の過剰な動き、体の過剰な使いすぎなどが挙げられます。反対に、まったくしゃべらないこと、体をまったく動かさないこと、知的活動をまったく行わないこともこのグループに入ります。それから、うそをついたり、暴力に依存したり、暴言をはいたり、悪口をいったりすることも知性の間違った使い方です。貪欲、怒り、物質への執着、しっと、エゴ、恐れ、悲しみなどに駆り立てられた行いもこのグループです。体と心に悪影響を及ぼすことを知りながら続けている生活習慣は多々あると思います。たばこを止められない、糖尿病予備軍だと言われているのに生活習慣を変えられないなど、思い当たることはありませんか。


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