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毎年ジヴァ・ジャパンが主催しているインドのアーユルヴェーダ医師、ドクター・パルタップ・チョハンのジャパンツアーは今年も強い印象を残して終了しました。今年のセミナーで最も注目を集めたのは「脈診セミナー」でした。多くの方が参加されました。アーユルヴェーダの脈診はどうやって行うかというセミナーでしたが、ドクター・パルタップのセミナーは技術的な方法を教えるのに留まりません。脈診をする側の心構えや、体、心、五感をきれいにしておくことがいかに大切であるかに力点が置かれました。脈診をする側の体、心、五感が汚れていれば、正しい脈診はできないということです。脈診は単なる技術だけではないのです。ここがアーユルヴェーダの面白いところでもあり、深いところなんですね。脈診セミナーに参加できなかった方のために脈診の秘密を教えましょう。親指の付け根から親指1本分下がったところに人差し指を当て、中指と薬指も並べて当てます。男性は右手の脈、女性は左手の脈をみます。脈がヘビのようににょろにょろしていればヴァータが強い、ピンピン突き上げるような脈ならピッタが強い、面積が広がるようなゆっくりした脈ならカファが強いことを示しています。自分の脈をみるためには、女性の場合ですと、左手首の下に右の手のひらを当て、右の指を曲げると、左の脈をとることができます。ぜひ試してみてください。

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ストレス・マネジメントセミナーからも多くのことを学びました。ストレスは環境要因、社会的要因、身体的要因、感情的要因、無意識レベルの要因などさまざまな要因がありますが、大切なのはストレスの要因を認識することです。ストレスの要因が自分でコントロールできるものなのか、あるいは自分でコントロールできないことなのかを見極めることです。医者が一時的な対処療法を提供したところでストレスの原因はなくならないのです。左の肩に乗っかっている5キロの錘を右の肩に移したら、左の肩は楽になったと感じたとしても、錘は右肩に移っただけあって、錘自体はなくなりません。アーユルヴェーダは左肩の錘を右肩に移すような、一時的な方策を提供するものではありません。アーユルヴェーダは永続的なストレス対応をめざしているのです。ドクター・パルタップは「自分というシステムを理解せず、知性を正しく使っていないことがストレスの根本原因である」と言いました。巷のストレス・マネジメントセミナーではこういうことは言いませんね。ストレスによって体に不具合が生じたら病院に行くかもしれません。しかし医者はあなたのことを知りません。あなたのことはあなたしか知らないのです。医者はあなたの言うことに基づいて判断しているにすぎません。ストレスによる不具合を根本から取り除くことができるのは自分の知性だけなのです。知性は自分にとって何がよいか、何が悪いかを知っているデータベースのようなものです。これを使わない手はありません。知性が正しく働けば、外的ストレッサーから自分を守ることができます。いじわるな上司や厳しい職場環境など外的ストレッサーは容易に変えることはできないかもしれませんが、そうしたストレッサーに対して自分を強くすることはできます。自分を強くするのは知性です。知性が正しく機能するためには、心をサットヴァにすることが大切です。そのためにはサトヴィックな食事、サトヴィックな生活を心がけ、呼吸法、瞑想、ヘッドマッサージ、足裏マッサージを日々行うことです。ストレス・マネジメントセミナーに参加できなかった方のために、神経系を強化する秘密を教えましょう。アーモンド7粒を一晩水につけておき、翌朝薄皮をむきます。アニスシード小さじ1杯、黒コショウ1つまみ、ローズペタル小さじ1杯とあわせてグラインドします。それを牛乳200ccに加えて沸騰させます。このドリンクを毎朝飲みます。ストレス対応ドリンクです。
「アーユルベイビーをつくろうセミナー」も楽しく有意義なものでした。日本で2人のアーユルベイビーが産まれたことも注目されました。赤ちゃんは将来の社会を支える貴重な資産です。ヘルシーでハッピーな赤ちゃんをつくるためには、両親は妊娠前からサトヴィックな食事と生活を心がけることが秘訣です。日本で産まれたアーユルベイビーは2人ともサトヴィックな赤ちゃんでした。ジヴァ・ジャパンでは定期的に「アーユルベイビーを産み育てるための両親学級」を行っています。
http://www.jivajapan.jp/seminar/item_257.html
ドクター・パルタップのセミナーによってアーユルヴェーダは生涯の友達であるころが再認識されました。ジヴァ・ジャパンはヘルシーでハッピーになるためのアーユルヴェディックな方法をご提供しています。