heart_red_lemon.jpg

心臓と病気

アーユルヴェーダによると、心臓は血液の循環を司っているラス・ヴァハ・スロータス(循環器系に相当)の中心を成す器官です。ラス・ヴァハ・スロータスは呼吸器を司っているプラン・ヴァハ・スロータスとも密接に関係しています。心臓はこの2つの系の均衡維持を司り、体の機能を正常に保っているのです。心臓は、身体的活力を意味するオジャスと意識が宿る中心的な場所であり、こころ、無意識、感情の中心的な場所でもあります。心臓とこころには密接な関係があるので、心臓を健康に保ちたければ、心を悩ます要因を避けなければならないとアーユルヴェーダは言っています。

心臓を健康に保つ方法

アーユルヴェーダは心臓を健康に保つ方法を教えています。
<定期的な運動>
アーユルヴェーダは、ヨガ、呼吸法(プラーナヤーマ)、瞑想など、あまり激しくない運動を定期的に行うことを勧めています。
呼吸法はこころをリラックスさせ、瞑想は本来の自己とつながるための方法です。
毎日お勧めしたいのがジヴァナンダ・プログラムです。筋肉をほぐし、体内毒素を排泄し、心臓を若返らせます。やり方の詳細はこちらをご覧ください。
http://www.jivajapan.jp/life/jivananda.html
<規則正しい睡眠>
適切な時間に就寝しないと、食べたものの消化が正しく行われません。
未消化物は体内の運搬路をつまらせ、空気の動きを阻害します。その結果、ヴァータが過剰に増え、心臓の健康を阻害することになります。
<ストレスをためない>
ストレスや感情的トラウマはピッタのサブドーシャであるサーダカ・ピッタのバランスを崩します。
サーダカ・ピッタはうつなどの感情障害を引き起こす主因の一つとアーユルヴェーダは考えています。
サーダカ・ピッタを落ち着かせ、ストレスに対する抵抗力を高めるには瞑想が効果を上げます。ジヴァナンダ・プログラムもお勧めします。
<規則正しい食事>
食事を規則正しくとらないと十分な栄養がとれません。栄養バランスが崩れていては十分なオジャスが作られないため、心臓の正常な機能を阻害することになります。
<オイルマッサージ>
アーユルヴェーダのオイルマッサージは血行を改善し、心臓の筋肉を強化すると考えられています。さらに、体内毒素を排泄し、体、こころ、心臓を若返らせます。
<たばこを止める>
心臓は血液に酸素を供給します。たばこは血中の二酸化炭素を増やすため、心臓は必要以上に血液に酸素を供給しなければならなくなります。これが心臓に負担をかけます。
<非暴力とこころの静けさ>
アーユルヴェーダの古典教科書をつくったチャラカは、非暴力とこころの静けさが心臓の健康をたもつ最良の方法と言っています。幸福感と喜びの感情を得るためには感覚器官をコントロールすることも大切です。

心臓を改善するためにホームレメディー

○シナモンパウダー小さじ1/4をハチミツと混ぜて食べる。1日2回。心臓強壮作用があり、コレステロールを下げます。
○ユーカリオイルで胸部をマッサージする。血行を改善します。
○シャタバリパウダー小さじ1/2または1杯を湯といっしょに摂る。1日2回。
○アルジュナ大さじ1杯を一晩水につけておく。翌朝、水の量が半分になるまで煎じて、濾して飲む。