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リウマチ性関節炎は関節と周囲の組織を破壊し、関節の変形、こわばり、痛みを起こす慢性の炎症です。アーユルヴェーダは、消化しにくい重い食べ物を食べること、食べ合わせの悪い食べ物を食べること、正しくない時間に食べること、消化不良、乳製品とくにヨーグルトをたくさん食べること、魚介類の食べすぎ、運動不足、脂っこいものを食べた直後の運動などが消化の火を衰えさせ、それによって体内毒素(アーマ)ができることがリウマチ性関節炎の要因と考えています。ヴァータを増やす食事や生活スタイルを続けると、ヴァータの力によってアーマが体のなかを駆け巡り、関節にはりつきます。それが「アーマヴァータ」と呼ばれる病気です。リウマチ性関節炎と同じ病気です。

症状

体に痛み、こわばりが起き、のどの渇き、倦怠感、体の重さ、消化不良、腫れ、食欲不振が生じます。急性時期には手、足、手首、かかと、ひざなどの関節に痛みやこわばりが起きます。

ホームレメディー

1. アーマを除去するには断食が最善の方法です。体力がある人は完全に食べ物を断つ断食でもいいですが、体力のない人はジュース断食や、おかゆだけを食べるモノダイエットが適しています。断食の間はお風呂にゆっくり入って体を温めます。
2. 断食でアーマがなくなったあとはトリカトゥを摂ります。トリカトゥはジンジャーパウダー、黒コショウ、ナガコショウを同量混ぜたもの。1日1回小さじ1杯を白湯といっしょに摂ります。
3. 熱した砂を患部に当てることも効果があります。四重に重ねた布に熱い砂を包むと安全です。
4. ナガコショウパウダー大さじ2杯とジンジャーパウダー大さじ2杯を4リットルの水に加え、水の量が半分になるまで煎じます。濾して、のどが渇いたときに飲みます。
5. 朝、にんにく2片を白湯といっしょに飲み込みます。

食事と生活スタイル

食事に大麦粉、緑豆、はちみつ、セロリーの種(アジュワン)、クミンシード、ジンジャーパウダー、にんにく、ニガウリ、ひまし油を使います。魚と牛乳をいっしょに摂ることは避けなければなりません。消化しにくい脂っこい食品も避けるべきです。夜更かし、自然の欲求を我慢すること、冷たい風に身をさらすこと、ストレス、座ってばかりいる生活、悲しみに暮れることも避けなければなりません。

リウマチ性関節炎を改善するレシピ

リウマチ性関節炎を改善するには腸のアーマをとることが大切です。お勧めしたいのは、大さじ2杯のひまし油で茄子を炒めるレシピ。ベーガン・ガルタ (Baigan Bartha)といいます。250gを毎食食べます。これだけでは食べにくいと思う方には次のレシピをどうぞ。
焼なすは軽く消化しやすい食材。減量効果があり、坐骨神経痛や痔の治療効果もあります。体を温めるこのレシピは冬にお勧めレシピ。
アーユルヴェーダは、なすを温性の野菜と考えています。アグニを高め、腸の毒素を排泄する効果があります。

材料(2人分)

  • 茄子 2個
  • ひまし油またはごま油 大さじ2杯
  • 塩 小さじ1/2
  • ショウガ 小さじ1杯
  • クミンシード 小さじ1
  • コリアンダーシードパウダー 小さじ1
  • マンゴパウダー 小さじ1

作り方
1. 茄子を7ミリ角に切る。
2. 鍋に油を入れ、ショウガのみじん切り、クミンシードを炒める。香が出たらコリアンダーシードとマンゴパウダーを加えてさらに炒める。
3. 茄子を入れて塩も入れる。よく炒める。

食べて病気を治す。まさにアーユルヴェーダですね。