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夏の太陽は非常に強いため、体に熱がたまり、スキントラブルの要因となります。夏の強い日差しの下でも肌を健康に保つためには、正しいハーブとアーユルヴェーダに基づくレメディーを活用しましょう。

■スキントラブルを起こす要因

強い日差し:太陽の強い光線は皮膚にダメージを与えます。太陽の質である熱さ、鋭さ、浸透性はピッタの質でもあるので、夏の暑さはピッタ性疾患を引き起こします。また、太陽光線の当たりすぎはヴァータのバランスも崩すため、皮膚の乾燥を招くこともあります。

エアコン:冷房は皮膚を乾燥させるだけでなく、汗をかく機会を失わせます。発汗は自然のデトックス機能であり、これが働かないと皮膚の感染を引き起こしやすくなるのです。

大気汚染:夏のほこりや排気ガスは毛穴をつまらせ、皮膚の老化、吹き出物、アレルギーなどを招きます。ローズウォーターでの洗顔は汚れをきれいに落とします。また、沸騰しない程度に温めた牛乳にコットンを浸し、それで顔をスクラブし、そのコットンを15分間顔に載せておきます。そのあと冷水で洗顔すると、毛穴の汚れがきれいに落ちます。

■食事と生活習慣

正しくない食事や生活パターンもスキントラブルを招きます。加工食品やジャンクフードの常食、運動不足、不規則な睡眠、人との競争などはピッタとヴァータを増やし、肌のつやの低下、しみ、しわ、吹き出物、ほくろ、血行不良の原因となります。

食事と生活パターンを見直すことから始めましょう。

  • 夜10時までに就寝するのが理想です。10時を過ぎるとピッタの時間になるので、ピッタのアンバランスを招くからです。6時までに起床しましょう。
  • 毎日少なくとも15-30分は戸外で運動をしましょう。血行がよくなり、プラーナヴァータ(生命を維持する酸素)を十分取り込むことができます。運動時の発汗は皮膚呼吸を促進します。
  • たっぷり水を飲みましょう。消化システムを解毒し強化します。脱水を防ぎます。
  • 果物、野菜、フルーツジュース、サラダをたっぷり食べましょう。皮膚につやを与えます。
  • スイーツ、ジャンクフード、揚げ物、脂っこいもの、辛いもの、たばこ、アルコールはピッタを増やすので控えましょう。

■肌につやを与えるスパイス

<ターメリック>
ターメリックは血液を浄化し、皮膚を滋養する効果があるため、皮膚につやとハリを与えます。さらに、抗炎症、抗老化、殺菌効果もあり、皮膚の炎症、吹き出物、ほくろ、色素沈着を防いでくれます。皮膚の乾燥を防ぎ、老化を遅らせます。
レメディー:ターメリックパウダー、米粉、牛乳、トマトジュースのペーストを顔に塗って30分置き、ゆるま湯で洗い流します。顔につやとハリがでます。

<サンダルウッド(ビャクダン)>
アーユルヴェディック・スキンケアトリートメントにはよくサンダルウッドが使われます。ココナッツオイルとサンダルウッドパウダーのペーストは皮膚の熱を鎮静します。
レメディー:皮膚のかゆみには、サンダルウッドパウダー小さじ1、ターメリックパウダー小さじ1、ライムジュース小さじ1でつくったペーストを患部に塗ります。

<アロエベラ>
アロエベラは抗炎症、抗菌作用があり、皮膚の過剰な熱をとります。傷、吹き出物、やけど、水膨れ、虫さされ、発疹、じんましん、膣の感染、アレルギー、乾燥肌に対する治癒を早めます。アロエのジェルは表皮を守り、抗炎症を促します。
レメディー:アロエベラ、小麦胚芽、アーモンドオイルのペーストは優れた保湿パックです。

ジヴァが発行しているアーユルヴェーダ季刊誌「Paramayu」5月号はピッタ特集です。英語・日本語併用版はこちらからお申込みいただけます。
http://www.jivajapan.jp/paramayu.html