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数年前から巷では、今の次元の世界は2012年で終わるという話が囁かれています。ご存じの方も多いことでしょう。いわゆるアセンションの前触れです。アセンションとは次元上昇とでも訳することができる概念で、私たちの世界が3次元から5次元に変化するのだそうです。そのとき、古い価値観に縛られている人は古い世界に残り、新しい価値観に目覚めた人が新しい次元に入ると言われています。東日本大震災もアセンションの前に起きる不安や怒りの一つの大きな表れと解釈している人もいます。おそらくそんな不安心理をもつ日本人の間で生まれた噂なのでしょうが、あるパワー(何のパワーでしょうか)をもつロシア人が上空から日本列島をみたところ、列島から光の柱が立ち上っていた。日本はアセンションに入っていく聖なる地だとそのロシア人は言ったというのです。

なぜロシア人が言ったのか、なぜ日本が聖なる地なのか私にはわかりませんが、少なくとも日本人の間には漠然とした不安感があるように思われます。大震災後の自然災害や地震の多発が人々を不安にさせ、その不安感をかき消すために「日本はアセンションに向かう聖なる地」という考えを生み出したのかもしれません。

いまは多くの人が心の鏡を曇らせているように思われます。鏡が曇っているので、鏡に映った風景がよくわからないのです。だから不安になり、ないものがあるように見えるのです。アーユルヴェーダではこれを「ラジャシックな心」と表現しています。

ジヴァ・アーユルヴェーダのドクター・パルタップは次のように喩えました。「リラックスして平安なサトヴィックな心は澄んだ湖のようだ。水は透明で波立っていないので、湖底の水草や石がはっきり見える。これに対してラジャシックな心は波立つ湖面のようだ。湖底に沈んでいるロープを蛇と見間違えて恐怖に慄く心だ」

2012年でこの世が終わるという噂はこの比喩に似ているようにみえます。

この世界が新しい次元に向かうか否かという考えはあまりにも概念的なので、それほど関心のあることではありません。しかし、アセンションは別としても、心と魂のために正しいことをすべきだという考えには賛成です。

なにが正しいかというと、心をリラックスさせて平安にする行いが正しいのです。心がリラックスして平安であれば、心は静かな湖のように透明になり、不要な不安感を感じることがないのです。たしかに、言うは易し、行うは難しです。でも、これはぜひ目指したいところだと強く思っています。

10月にジヴァ・アーユルヴェーダに行ったとき、ドクター・パルタップは「正しいことを続けなさい」と言いました。ボソッと言っただけなのですが、妙に心に残りました。

2013年も正しいことをして、多くの人々が健康にハッピーになるお手伝いをしたいと思っています。