コラム
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インド政府はアーユルヴェーダとヨーガの世界普及に一生懸命です。ヨガはすでに世界に普及しています。インドから多くのヨーギーがアメリカに渡り、アメリカでいろいろなヨーガが発達し、それが世界各地に広まりました。そのため、ヨーガはアメリカから来たものと思っている人たちが増えました。

 それと比べるとアーユルヴェーダは世界普及の初期段階にあります。(すでにアーユルヴェーダをご存知の方、アーユルヴェーダにかかわっている方は、前世ですでにアーユルヴェーダに関係していたと言われます・・・だれが言っている?) 初期段階ではあるものの、アーユルヴェーダはゆっくりとながら世界に広まっています。アーユルヴェーダとヨーガはなぜ世界の人々を魅了するのでしょうか。

 

中医学も世界に普及していますが、中医学にかかわっている人は「病気を治療する人」と「病気を治療される人」に限られているような気がします。それに対して、アーユルヴェーダとヨーガは「病気を治療する人」と「病気を治療される人」だけでなく、健康な人にも広まっています。

 

どうしてでしょうか。

 

アーユルヴェーダもヨーガも、健康な一生を送るための方法であると同時に、幸福な一生を送るための方法なのです。ここが世界の人々を魅了する一因だと思います。健康であっても幸福でなければツライです。人生は健康であり幸福であってほしいものです。

 

では、幸福とはどういう状態?

大金持ちになること?

モテまくること?

カレと美味しい食事とワインを飲むこと?

 

 

それも愉しいことですが、大金持ちになったら、それを失うことを恐れるようになります。モテまくったら、モテなくなることを心配します。美味しい食事やワインはいつか飽きてしまいます。

 

幸福とは「心が穏やかな状態」とアーユルヴェーダは言います。アーユルヴェーダもヨーガもそんな幸福を実現させてくれます。だから現代の人々はアーユルヴェーダとヨーガに魅了されるのかもしれません。当校では1月期が始まりました。アーユルヴェーダにかかわる人がまた増えました。

 

 

神奈川県主催のアーユルヴェーダセミナーが開催されました。行政がアーユルヴェーダにかかわるとは、なんと画期的なことでしょうか。インドのアーユルヴェーダ・ヨガ・その他の伝統医療を統括しているAYUSH省から数人の高官が来日し、インドにおけるアーユルヴェーダの現状や研究内容について話されました。

 

質疑応答である受講者ががんについて質問しました。たしか「どんながんにアーユルヴェーダは有効か」といった質問だったと思います。AYUSH省のDrディーマンが「アーユルヴェーダは終末期のがんを治すことはむずかしい」と答えました。アーユルヴェーダは魔法の医療ではありません。なかなか率直でよろしい!インド人だから「アーユルヴェーダはなんでも治すよ」と言うのかと思ったら、さすがに政府高官はお調子者ではありませんね。一方、「アーユルヴェーダはがんに伴う痛みや副作用の不快感を緩和することができる」とも言いました。

 

ドクター・パルタップもがんについてこう言っています。「がんほど不思議な病気はない。どんなに不摂生な生活をしていてもがんにならない人もいれば、食生活やライフスタイルに気をつけていても、がんになる人もいる」そうなんですよね。そこが病気の不思議なところです。いくら食生活やライフスタイルに気をつけていても、心につまりを感じていたり、魂レベルで満ち足りていないと病気になるかもしれません。

 

先日、乳がんの治療をしている人にお会いしましたが、お母さんと確執があり、ずっと自分を押し殺していたと言いました。11月26日に金沢にてドクター・パルタップは「がんを予防する食事とライフスタイル」というタイトルでレクチャーをしました。上記の「がんほど不思議な病気はない・・・」はそこで言った言葉です。

 

しかし、がんに対してなにもできないかというと、そうではありません。ドクター・パルタップは断食を勧めました。アーユルヴェーダの断食は飲まず食わずではありません。フルーツジュースを飲んだり、蒸し野菜を食べたり、ハーブティーを飲んだりします。断食については日本人学者が「オートファジー」でノーベル医学賞をとりましたね。オートファジーとは、細胞の中の余計なものを細胞自体が自食で取り除くシステムです。断食するとこの機能が働くのだそうです。

 

さらにドクター・パルタップはデトックスティーの摂取を進めました、デトックスティーの作り方です。1リットルの水に対して、ショウガみじん切り、クミンシード、コリアンダーパウダー、フェンネルシードを各小さじ1杯加えて沸騰させます。2-3分加熱したら、漉して保温ポットに入れて終日飲みます。デトックスティーです。

 

お肉の摂取は好ましくありません。野菜、果物、豆、海藻、ナッツ中心の食事にします。

 

プラーナヤーマと瞑想を行うこと。

 

湯船に入ることも大切ですよ。入浴はデトックスです。とにかく自然のリズムとともに暮らすことが大事です。AYUSH省高官は「終末期のがんを治ることはむずかしい」と言いましたが、生活を見直したら、細胞が暴れるのを止める可能性がないとは言えません。

 

生命は奥深いのです。

 

「未病」という言葉をよく耳にします。しかし、その意味がピンとこない人もいるかと思います。養命酒のサイトによると、「未病」という言葉は約2千年前の中国の医学書「黄帝内経」に初めてみられるそうです。病気ではないけれど「なんか調子悪い」という状態です。
肩こりがひどい、胃腸の調子がよくない、疲れやすい、体が冷える、体がだるい、よく眠れない、食欲がない、めまいがする、といった不調は未病です。30-50代の女性の84.8%が「病気ではないけれど体調の悪さを感じている」と答えているそうです。「病気になる前のプチ不調」が未病です。この段階で改善すると病気に発展しないのです。

 

当校のオイルマッサージ専門家養成コースでは、生徒さんが自分の不調を改善するためのプログラムをつくります。

 


 

アーユルヴェーダは病気を治療する医療であると同時に、健康を維持するためのパブリックヘルスの役割を担っています。パブリックヘルスとは「公衆衛生」という意味ですが、あまりにも堅い言葉でイメージが湧きませんね。みんなの健康」という言葉に置き換えてはどうでしょうか。

 

 

当校栄養学コースの最終日には生徒さんたちが考えたメニューをつくります。この日のメニューは家庭の夕食で普通に食べられるような内容でした。子供や男性はクミンシードが苦手な人がいますが、そんな子供や男性でも美味しく食べられる料理でした。

 

食べ物に関する情報を得れば得るほど、体にとってきれいなものを食べたいという思いが強まります。加工食品の原材料表をみると「ドヒャ~」と思うほど添加物だらけです。観光地の土産物屋で売っている食べ物は「オヒョ~」です。

ドクター・パルタップのゴールデンウイークのジャパンツアーが終了しました。ドクター・パルタップの講座からはいつも深い気づきを与えられます。今回も深い気づきがありました。アーユルヴェーダはアーユルヴェーダというしかないということです。


ジヴァ・アーユルヴェーダがオープンした「ジヴァグラム」が目指しているのは「スワスタ」です。スワスタとは「体、心、魂が調和していること」。これが健康な状態です。心が静かで、気分がいい状態です。こういう健康な状態が幸福です。アーユルヴェーダがめざしているのはこれです。スワスタの状態に達するためには8つの道があります。


 

アーユルヴェーダサロンでセラピストから受けるアビヤンガ(オイルを使ったボディトリートメント)は至福の時です。温かくて滑らかなオイルの感触は何ものにも代えがたい心地よさをもたらしてくれ、思わず「あ~」の声が漏れます。温かくて滑らかなオイルは触覚(皮膚)に満足感を与えてくれます。ドクター・パルタップはスネーハナの効果について説明してくれています。

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