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去る4月29日、インドのアーユルヴェーダ医師ドクター・パルタップ・チョハンによる「アーユルヴェーダとがん」セミナーが行われました。

パルタップ医師は開口一番「がんは謎だ」と言いました。申し分のない良質な食べ物を食べ、ヨガをし、きちんとした生活を送っているにもかかわらず、がんになる人もいる一方、質の悪い食べ物を食べ続けていても、がんにならない人もいます。ターメリック(黄色いスパイス)に含まれるクルクミンという成分は発がんを抑える効果があると言われていますが、毎日ターメリックを食べているインド人にもがんに罹る人は多くいます。
パルタップ医師は、アーユルヴェーダ医師としてまだ経験が浅かった20年くらい前には「アーユルヴェーダでがんを治してみせる」と意気込んがそうですが、アーユルヴェーダ医師としての経験を積み、多くのがん患者を診れば診るほど、がんの謎を思い知ったと言いました。
がん細胞は混乱した細胞です。規則正しい細胞分裂がなんらかの原因によって乱れ、混乱した結果ががんなのです。
西洋医学界でもがんの発生原因はまだ研究途上にあります。食べ物、環境ホルモン、生活の仕方、ストレスなどが原因として取り上げられていますが、これらの潜在的原因に対して総合的なアプローチは行われていないように思われます。
アーユルヴェーダのがんに対するアプローチ、少なくともドクター・パルタップのアプローチは総合的です。細胞が混乱する原因はひとつではないからです。ドクター・パルタップはいくつかの原因を挙げました。

食べ物や暮らし方のルールに従わないこと

これには2つあります。一つはすべての人に共通したルールに従わないことです。たとえば就寝時間。多くの人が午前3時や4時に就寝しているのです。仕事を深夜までしなければならないことを要因にあげています。しかし、人間は本来、太陽が沈んだら寝る動物です。こうした生活を続けていたら、早晩、病気になります。
もう一つは個々人の体質に合わない食事や生活スタイルを続けることです。体質と食べ物は深く関係しています。同じ食べ物でも、体質によってクスリにもなれば毒にもなります。自分の体質に合わない食べ物を摂り続けていたら、細胞は混乱します。

クリーンではない食べ物

食品添加物や農薬は体から排泄されません。工場由来の加工食品(箱に入った食べ物すべて)には大量の食品添加物が使われています。細胞が混乱するのは当然かもしれません。食品添加物や農薬は体内に毒素(アーマ)をためる要因となります。

消化力の低下

体質に合った、質のよい食べ物を食べているとしても、消化力が十分になければ、食べた物は未消化になり、そこからアーマが発生します。アーマは細胞の混乱を招くのです。

心のアーマ

アーマは体だけの問題ではありません。怒り、嫉妬、悲しみなどのネガティブな感情や心理的なトラウマは心を混乱させ、その結果、心にアーマを溜めます。

悪いカルマ

現世での悪い行い、前世での悪い行いもがん発生の原因の一つではないかとアーユルヴェーダは考えています。この点から、ドクター・パルタップはスピリチュアルヒーリングの必要性も挙げています。
このように、がんの原因は複合的であり、取り組みも複合的なのです。がんには何々の生薬がいいがよい、と単純には言えないものなのです。一人一人に合ったアプローチが必要です。そこがきわめてアーユルヴェーダ的です。
インドのジヴァ・アーユルヴェーダは、がん患者さん一人一人に合ったハーブの処方や食べ物・生活スタイルのアドバイスをしてくれます。お問い合わせは下記ジヴァ・ジャパンまでどうそ。


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