食べ物に関する情報を得れば得るほど、体にとってきれいなものを食べたいという思いが強まります。加工食品の原材料表をみると「ドヒャ~」と思うほど添加物だらけです。観光地の土産物屋で売っている食べ物は「オヒョ~」です。


人間の体には添加物を排出する仕組みがないと言われています。神様でさえ、人間が食品添加物を発明するとは見越せませんでした、アーユルヴェーダは、健康維持と病気治療には食事が最も大切だと言っています。病気になれば生薬の投薬やパンチャカルマが必要になりますが、それだけでは病気は改善しません。食事の改善とライフスタイルの改善が必須だとアーユルヴェーダは言っています。

 
アーユルヴェーダの食事の原則は、プラクリティにあった食べ物、ヴィクリティを改善する食べ物、アグニを強める食べ物、アグニに負荷をかけない食べ物を摂ることです。そして添加物を取り込まないことも大事。添加物はアーマ(毒素)になるからです。とは言うものの、現代日本で添加物を完全に排除するのは、よほどの意思がない限りむずかしいです。「よほどの意思」をもっている人は、ともすれば極端に走りやすいです。

 

極端に走った結果、油抜き・塩抜きの食事を徹底して体調を壊した人もいます。だから、あえてこのブログのタイトルを「可能な範囲で」としました。可能な範囲で汚れたものを体に入れないために一番最初にすべきことは、加工食事をなるべく使わないことです。まずは工場でつくられた食品調味料を使わないことから始めましょう。食品調味料を使わないということは、自然とシンプルなレシピになります。プロの料理人は別として、普通の食事で市販の調味料を使わないとすると、手の込んだ料理をつくるのは面倒です。

 

たとえばパスタ。市販のトマトソースやバジルソースを使わないとすると、シンプルなオリーブオイル味になりますよね。アーユルヴェーダはニンニクもあまり勧めません。ニンニクは心をタマシックにすると言われています。なのでパスタにもニンニクを使いません。その代わり、ベジタブルスープストックを使います。味付けは塩・コショウだけ。お好みで、ハーブやギーを加えてもいいです。

 
とても美味しいです。添加物は一切なし。当校の「アーユルヴェーダ栄養学専門家コース」では、スパイスを使わないこういう料理も体験します。