アーユルヴェーダでは、味は6つあるとされています。甘味、塩味、辛味、酸味、苦味、渋味の六味です。味は食事のときの舌を楽しませるだけでなく、ドーシャと深い関係があります。甘味、塩味、酸味はヴァータを鎮め、甘味、苦味、渋味はピッタを、辛味、苦味、渋味はカファを鎮めます。逆の見方をすれば、辛味、苦味、渋味はヴァータを増やし、辛味、酸味、塩味はピッタを、甘味、塩味、酸味はカファを増やします。


熟していないぶどうは酸っぱくて食べられませんが、熟したぶどうには甘味の強い種類と酸味が強い種類があります。甘味の強いぶどうが持っている味は甘味と渋味、効力は冷性、消化後の味は甘味です。ですから甘味の強いぶどうはヴァータとピッタを鎮め、カファを増やします。一方、酸味の強いぶどうはピッタを増やします。
グレープフルーツはどうでしょうか。熟したグレープフルーツが持っている味は甘味と苦味です。効力は冷性。消化後の味は甘味です。甘味の強いグレープフルーツはヴァータとピッタを鎮める一方、酸味の強いグレープフルーツはピッタを増やします。
ぶどうにはビタミンCやビオフラボノイドが豊富に含まれ、抗酸化作用、緩下作用、解熱作用、利尿作用があります。消化しやすく、血液浄化作用にもすぐれ、オジャス(生命力)を高める効果もあるため、皮膚疾患、肺疾患、慢性気管支炎、心臓疾患、肥満の方にお勧めしたいくだものです。関節炎や痛風などリウマチ性疾患にもぶどうはすぐれた効果を発揮します。
お酒を断ちたい方は、まずぶどうをたっぶり食べることから始めてください。お酒を飲みたいという強い欲求が薄れていくでしょう。
自然の恵みはまさに癒しの母です。
ジヴァ・ジャパンは個人個人の体質や健康状態に合った食事のアドバイスを行っています。info@jivajapan.jp にお問い合わせください。