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もしかすると、これはあなたの一日かもしれません。

起床:8時。しまった!今日は8時半までにオフィスに着かなければならないのに。昨日は遅くまで残業をしたので、疲れて寝坊してしまった。

身支度:服のコーディネーションを考えている時間はないわ。髪もへんな寝癖がついているけど仕方がない。ああイヤだ。

朝食:時間がないわよ。

オフィス:遅刻したことを上司に謝ったけど叱られた。あ〜あ。とりあえずコーヒーでも飲もう。遅刻した分、仕事がずれ込み忙しい。

ランチ:仕事がたまっているので今日はデスクランチにしよう。コンビニ弁当だわ。添加物が気になるけど、そんなこと言ってられない。とりあえず空腹は解消した。

午後:今日は友達と食事をすることになっているけど、予定どおりに仕事を終えられるかしら。上司の指示で明日の朝までにデータ分析をしなければならないし、上司のプレゼン資料の準備もしなければならない。なんかイライラするなぁ。イライラを鎮めるためにコーヒーを飲もう。なんかお腹が張っている。そういえば2-3日、出るものが出てないわ。イライラするのそのせいかしら。

夜:やっぱり友達との食事には行けなかった。大学時代の仲良し4人組との食事、楽しみにしていたんだけど。上司はデータ分析もプレゼン資料も明日の朝まででいいよと言うけど、明日の朝までということは今日中ってことじゃない。コンビニのサンドイッチを食べよう。それとコーヒーもね。今日は何回スタバにコーヒーを買いに行ったかなぁ。

帰宅:すっかり遅くなった。時間は遅いけどビールでも飲もう。飲まなきゃやってられないわ。こんな時間にビールを飲むと、明日の朝、顔が浮腫むことはわかっているけど。おつまみはポテトチップだわ。

就寝:午前1時

■自分を知ろう

アーユルヴェーダは、病気の主な要因の一つは「知性を正しく使わないこと」にあると考えています。これを「プラッギャアパラーダ」と言います。人間は地球上で最も知力が発達した生物と言われながらも、どういうわけか自分の健康には知性を使っていないのです。とくに多くの若い人は自分の健康に無頓着です。いまは若いから大丈夫。健康について考えるのは年をとってからで十分と思っているのです。「健康の前に考えるべきことが山ほどある。キャリアパス、野心、最近うまくいっていない恋人のこと」というわけです。古代ギリシャの哲学者アリストテレスは「若いときの良い習慣が人生に差をつける」と言っています。若いときに身につけた習慣はその後の生活に影響を及ぼします。若いときに自分に適した食習慣や生活習慣を身につけると、生涯にわたって慢性病を予防できる可能性が高くなります。

多くの若い人が高血圧、便秘、肥満、胃酸過多、糖尿病、喘息、偏頭痛などの慢性病に罹っています。こうした病気は10年前には40歳を過ぎた人が罹る病気だったのです。私達は以前より早く年をとっているのでしょうか。私達は食べたいものをなんでも食べられます。買いたいものを何でも買うことができます。私達に欠けているのは、自分の体質や性格を知ることなのです。健康を維持するためには何が必要なのかを知ることなのです。それが若くして病気になる大きな原因だとアーユルヴェーダは考えています。そうです。大切なのは自分を知ることなのです。

■どうやって自分を知るか

アーユルヴェーダは生まれながらの体質を、ドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カファ)という生理的エネルギーの観点から測定します。生まれたときにドーシャの比率が生来の体質を決めるのです。生来のドーシャの比率を維持すれば健康、そのバランスが崩れれば病気につながります。自分のドーシャの比率を知るための一つの指標は体質診断表を利用することです。こちらから体質診断をしてみてください。
http://www.jivajapan.jp/item.html

■自分を知ったら、次にすべきこと

自分の体質を知ることができたら、体の健康を維持したり、心を落ち着かせるために必要な、自分の体質に合った食べ物や生活習慣を知ることができます。アーユルヴェーダが教えてくれる自分の体質に合った食べ物や生活習慣を知っておけば、現在の便利な生活を否定する必要はありません。現代の便利さを利用しつつ、アーユルヴェーダの考え方を取り入れることができるのです。自分の体質と、それに合った食べ物と生活習慣がわかれば、巻頭に示したオフィス生活も苦労せずに改善することができるのです。


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