ジヴァ・ジャパンの本部であるジヴァ・アーユルヴェーダは數多くの患者さんの治療にあたっており、治療事例は何千何万とあります。ときどきそうした治療事例を発表しています。ジヴァ・アーユルヴェーダはクリニックなので専門的な治療を行いますが、セラピストさんやアーユルヴェディックカウンセラーにも役立つ情報を与えてくれます。今回の事例は「多発性髄膜腫」です。

 
プラダーンさんはレントゲン検査で複数の髄膜腫がみつかりました。「多発性髄膜腫」とは、複数の腫瘍が一時に、あるいは次々に髄膜に発生する病気です。ほとんどは良性ですが、たまに悪性の場合もあります。プラダーンさんは、視力障害、首の痛み、手の震えに苦しめられていました。消化力も弱く、こうした症状のために鬱々とした日々を送っていました。
 

プラダーンさんの病状は、アーユルヴェーダ的には「グランティ・ドーシャ」と診断されました。グランティ・ドーシャとは「嚢胞によって起きる病気」という意味です。ジヴァの医師は主な治療ラインとして、スロータスのつまりを取り除く「シュロト・ショーダカ Shroto Shodhaka」と、神経系を強くする「メッディヤ・ラサーヤナ」を施すことにしました。

 
この患者さんに処方された生薬は、腫瘍の成長(グランティ)を止めることを目的としたものでした。ジヴァの製薬所内で栽培されている有効ハーブが使用されました。消化力を改善し、体内のエネルギーの流れをスムーズにする生薬も投与されました。食事面では、ナス、未熟なバナナ、じゃがいも、辛味の食品など、ヴァータを増やす食品を避けるように指導されました。
 

(脳神経の病気や脳の腫瘍はヴァータが黒幕!)

治療を始めて3カ月。プラダーンさんの症状は安定し、視力障害にも改善がみられるようになりました。首の痛みと手の震えは完全に解消しました。消化力も正常に戻り、プラダーンさんはかつてないほど自信を取り戻したのでした。

 
もしセラピストやカウンセラーのもとにこういうクライアントが訪れたときには、ショウガによるシュロト・ショーダカやヴァータを鎮める食事をアドバイスすることができます。もちろん病院の治療を受けることが前提ですよ。

 
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