water.jpg

体の60%は水でできています。乳幼児ではこの比率が70-65%と高くなっています。子供は水のフェーズにあるのです(カファ期)。
これだけ水の比率が高いのですから、体のなかの水の良し悪しが体と心の健康に影響することは明らかです。新鮮な水を体に補給することが健康維持に大切です。ここで言う「水」とは「ただの水」のことで、コーヒー、紅茶、お酒、ジュースなど他の飲料は含みません。
アーユルヴェーダは冷たい水ではなく、白湯を飲むことを勧めています。理由はいつくかあります。

  • 水は、水と地という重い元素からできています。加熱することによって空(くう)、空気、火の要素が加わるので、五大元素のバランスがとれ、どのドーシャにも適した質になります。
  • 熱の要素に加えて、ヴァータの下向きの働きが改善するので、排泄がスムーズに行われるようになります。
  • 消化は化学反応です。化学反応は温かい温度のほうがスムーズに起こります。
  • 白湯の温かさは循環器系を拡張するので、体内毒素を溜めることなく体外排泄を助けます。
  • 冷たい水よりお湯のほうが油汚れを落とす力が優れています。体内も同じです。
  • お皿洗いのすすぎはお湯で行います。他の液体ですすいだら、かえって汚れてしまいます。体内も同様です。

どうですか。体をきれいにするために白湯を飲みたくなりましたか。もっとも、真夏の7月、8月に白湯を飲む気にはなれないかもしれません。真夏には水でもいいと思いますが、くれぐれも氷入りの水や冷蔵庫から出したばかりの水を飲まないようにしてください。常温の水にしてください。冷たい水は体内のスロータス(経路)を詰まらせる可能性があります。
もともと火の要素が多いピッタ体質の人は、熱い白湯ではなく、湯冷ましを飲むといいでしょう。
インドのアーユルヴェーダ医師ドクター・パルタップ・チョハンは「植木にコーヒーやジュースをあげないでしょう。水をあげるでしょう」と言います。生物に不可欠なのは水なのです。お酒を飲んだ時には、体を浄化するために、飲んだお酒の量の4倍の水(白湯)を飲みなさいと言っています。
食後の白湯はヴァータを鎮めて、心も落ち着かせるので、食べたものの代謝が進んで細胞に食養学が行きわたり、体と心に満足感を与えます。
お湯は沸騰してから5-10分間、弱火で加熱を続けます。長く加熱するほど水の質は軽くなり、飲みやすくなります。
朝起きたら、まずはカップ1杯の白湯を飲みましょう。前日の消化器系の汚れを押し流す効果があります。
水には、愛や感謝の言葉と汚い言葉を理解する力があると言われています。コップの水に「ありがとう」と言えば、水はいつまでも澄み、「ばかやろう」と言えばたちまち腐るそうです。水が60%を占める自分自身に対して憎しみを抱いたり、「ムカツク」を連発すれば、結果は自分自身に跳ね返ってくるのです。
白湯を飲んで体と心をきれいにしましょう。
4月27日−28日にドクター・パルタップ・チョハンの「アーユルヴェーダ栄養学セミナー」が開催されます。
http://www.jivajapan.jp/seminar/item_424.html


この記事に関するご意見・ご質問はジヴァ・ジャパンinfo@jivajapan.jpにお寄せください。