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聞く知性−傾聴


人の話を聞くことは簡単だけど、自分が話すことはむずかしいと思っていませんか。ところが、だれでも自分のことは話します。自分の興味があることについては、だれでも饒舌になります。家では寡黙な男性も、同僚をお酒を飲むときには、口角泡を飛ばしてしゃべりたいことをしゃべります。相手の話など聞いていません。自分が言いたいことだけ話しているのです。上司が部下から相談を持ち込まれたときもそうです。部下が相談ごとを話し始めると、すぐに上司は部下の言っていることを理解したような気になり、部下に対して話し始めます。部下は心が未消化のまま、上司の部屋を去ることになります。子供と親の関係もそうです。親は子供の気持ちがわかったような気になり、子供の話をきちんと聞かずに自分の思いを話し始めます。子供には満たされない思いが残るばかりです。 最近、こころの病気をもつ人が増えているためか、「聞く力」が注目されています。問題や満たされない思いを抱いているとき必要なのは、その人の話を真摯に聞いてくれる人です。いま、なんの思い込みや先入観も抱かずに、人のこころの言葉を聞ける人が求められています。こころの時代だからこそ、話している人の立場に立って話を聞くことができる人が必要なのです。それにはちょっとしたトレーニングが必要です。聞く力を備えることによって、夫の妻の関係、上司と部下の関係、親と子の関係、地域社会との関係などがスムーズになり、人との新たなつながりを築くことができるようになります。 アーユルヴェーダのセラピストはクライアントとの対話が欠かせません。アーユルヴェーダのトリートメントはカウンセリングが不可欠だからです。聞く力を高めるトレーニングを受けていなければ、どうクライアントのこころを開かせることができるか途方に暮れてしまいます。聞く知性を磨くことによって、セラピストとしての技量がさらに高まるのです。 アクティブ・リスニング・セミナーの講師は、企業で「聞く技術」を教えている多田記子さんです。このセミナーでは、アクティブ・リスニングとはどういうものなのか、いろいろなアクティビティをとおして学んでいきます。 *顧客やクライアントのニーズや気持ちをしっかり理解したい *部下や同僚とのコミュニケーションを円滑にしたい *子供の気持ちを理解したい と思っておられる方にぜひ受講していただきたいセミナーです。