便秘はアーマが体内に蓄積されることが大きな原因です。アーマとは、食べ物の未消化によって体内に蓄積された毒素のことです。アーマは病気の原因にもなります。身体の中を移動し、弱っているところやストレスのかかっているところに付着します。付着したところのドーシャがバランスを崩すと、これが病気につながるのです。例えば、肺に付着すると肺炎を引き起こすこともあるし脳のスロータスに付着すれば脳血栓などの原因にもなります。ですから、なるべくアーマをためないことが肝心です。アーユルヴェーダは便秘を予防することを重視しています。便秘はアーマの蓄積につながるからです。便秘の原因は、食習慣が正しくないこと(食べ過ぎ、野菜の不足)、夜更かし、寝不足 ストレス・悲しみ・恐れ・心配事などの心の乱れ、腸でのアーマの蓄積、神経系に刺激を与えすぎること、たばこの吸いすぎ、コーヒーの飲みすぎ、抗生物質など薬物の過剰な摂取などいろいろあります。発熱、感染症、不眠症など病気がある場合にも便秘になります。

便秘の解消方法

  1. とてもひどい場合を除いて便秘薬の使用はなるべく避ける。薬は腸の働きを弱めるからです。便秘の解消はまず食生活の改善から!
  2. 作りたての料理を食べる。クミンシード、コリアンダー、ターメリック、フェンネルなどのスパイスは消化促進に役立ちます。
  3. よく噛む。
  4. 食事と食事の間には少なくとも4時間の間隔をあける。間にジュースを飲むのはよい。もちろんフレッシュジュースもよい。
  5. ダラダラ食べない。空腹を感じるときだけ食べる。アグニが最も高まる昼に一番食べる。
  6. 就寝前の2時間は食事を取らない。
  7. 1回の食事にあまり多くの品目をとりすぎない。
  8. 葉もの野菜・サラダをたっぷり食べる。
  9. 食前・食後30分は水を飲まない。食事中、白湯を飲むのはよい。
  10. 就寝前暖めたミルクを飲む。ギーをミルクに入れて飲む。ギーは腸をきれいにします。
  11. 朝、起きてすぐに白湯を飲む。数分間動き回ってからトイレに行く。
  12. 腸にアーマが溜まっている場合は、断食する(アーマが溜まっているかどうかは舌のコケでわかります)断食といっても、まったく食べないのではなく、ジュースや果物は食べます。
  13. オイルマッサージも効果的です。全身マッサージは週2回くらい。お腹のマッサージは毎日しましょう。
  14. ぬるま湯にレモンの絞り汁を混ぜて一日2-3回飲む。腸をきれいにします。
  15. 茶さじ1-2杯のアロエ・ゲルを一日2回飲む。
  16. アーユルヴェーダ薬にはトリファラ・チュルナという便秘薬があります。

果物、フレッシュジュース、葉もの野菜をたっぷり食べましょう。小麦粉は全粒粉、お米は玄米がベスト。パパイヤも便秘解消に効果的。便秘のときは、ヴァータを増やすキャベツ、カリフラワー、ブロッコリーなどは避けましょう。それからフライ物も食べないほうがいいでしょう。朝、トイレに行きたくなくても、行く習慣をつけると、そのうち行きたくなります。