症状

風邪の症状は鼻水、鼻づまり、くしゃみ、どのの痛み、せき、鬱血、頭痛、発熱 身体の痛みなどですね。そのほか食欲不振、倦怠感、不眠なども起こることがあります。

原因

風邪はカパの増悪によって引き起こされる典型的な病気です。消化不良が根元原因である場合もあります。摂取した食べ物が完全に消化されないで未消化のまま体内に残ると、アーユルヴェーダで 「アーマ」と呼ばれる毒素となります。これが呼吸器に運ばれると、風邪やせきを引き起こすのです。このほか、冷たく湿った場所に長時間いたり、冷たい風に当たっても風邪をひくことがあります。また、暑さを伴う環境と冷たさを伴う環境に繰り返し頻繁に身をさらしたり極端に暑かったり寒かったりする環境に長時間身をさらすことも風邪の原因となります。たとえば、汗をいっぱいかいているときに冷たい水を飲んだり、アイスクリームとホットコーヒーを同時に摂取したり、寒いところで冷たいものを飲食するのがその例です。また、乳製品や揚げ物などカパを増やすものを食べた場合にも風邪やせきを引き起こすことがあります。季節の変わり目も風邪を引きやすいときです。

治療法

  1. まずは身体を暖かくしましょう。特に足、胸、のど、頭を暖めることが大切。外出するときは身体を冷やさないように気をつけましょう。汗を出すことは風邪を治すのに有効です。最も簡単な方法はスパイスティーなどホットドリンクを飲んで横になることです。毛布をかけて15分から20分位汗を出しましょう。
  2. ショウガの絞り汁(茶さじ半分)と蜂蜜(茶さじ半分)を混ぜ、朝、昼、夜と1日3回摂取します。 冬は暖めたほうがよいでしょう。これに茶さじ1杯のぬるま湯を混ぜてもよいです。
  3. グラス半分のぬるま湯にレモン汁茶さじ1杯と蜂蜜茶さじ1杯を溶かし、1日2-3回飲みます。
  4. 特に睡眠時にせきが激しい場合には皮をむいたショウガ一片を粗く刻み塩を振りかけて食べます。噛んでから口に入れたままにしておくのも効果的です。岩塩もせきを鎮めます。
  5. カルダモン、ドライジンジャー、黒コショウ、シナモンを同量(各10g)と、この総量と同じ量(40g)の砂糖または氷砂糖をモルテーロ(スパイスをグラインドする容器)またはすり鉢に入れ、つぶしてパウダー状にします。食後、ぬるま湯にこのパウダー3gと蜂蜜を加えたものを1日2回飲みます。
  6. のどが痛いときはクローブ1粒、またはカルダモン2粒、またはレーズン数粒を噛みつぶして食べます。1日2-3回食塩水でうがいすることも忘れずに。断食も風邪の諸症状やせきの緩和に有効です。便秘を防止することも大切です。もし便秘している場合は、緩下剤を飲んでおなかをすっきりさせましょう。

食事法と療法

  1. アイスクリームなどの冷たい食べ物や冷たい飲み物、揚げ物、甘いもの、またチーズ、クリーム、ヨーグルトなどの乳製品は控えましょう。ミルクは、低脂肪のものを沸かして飲みましょう。ホットミルクにターメリックパウダーを茶さじ半杯加えてもいいですね。甘い果物のジュースは控えましょう。パン、菓子類、肉、ナッツ類もよくありません。
  2. 風邪のときはゆで野菜や野菜スープなど、胃に負担がかからず温かいものを食べましょう。 果物はパパイヤやりんごなど、あまり水分が多くないものにします。スパイスティーやハーブティーを飲むのもよいです。
  3. 昼寝はよくありません。冷たいシャワーを浴びたり、冷たい風に当たることは避けましょう。冷房のききすぎもよくありません。