春は心がうきうきする季節。でも花粉症の人にとってはユーウツな季節でもあります。なぜこんなに花粉症に苦しむ人が増えたのでしょう。かつてのスギの植林運動の結果、スギやヒノキが増えすぎたためとか、大気汚染との複合汚染だとか、寄生虫がほとんどいなくなったため、本来寄生虫に反応すべきアレルギー抗体がスギやヒノキの花粉に反応してしまうため、とかいろいろな説が言われています。それではなぜ花粉症が発症する人としない人がいるのでしょう。一つの大きな理由はカパに関係しています。
春はカパが増悪しやすい季節です。花粉症をはじめとする鼻炎はカパの増加が大きな原因の一つなのです。ですから、花粉症による鼻炎や目のかゆみなどに苦しんでいる人は、まずカパを減らすことから始めましょう。

花粉症による鼻炎や目のかゆみの緩和方法

カパを減らす

花粉症の症状が出る季節には、肉食を控え、野菜中心の食事をしましょう。乳製品も控えましょう。肉や乳製品はカパを増やします。根菜類を茹でてギーをかけて食べるととてもおいしいし、カパを減らすのにも効果的です。カパの特質は「湿り気」と「冷」ですから、カパを減らすためには暖かくて水分の少ない食べ物が適しているのです。それからカパを減らすのに効果的なのがスパイスです。鼻炎緩和にとても効果があるのは、どこのうちにでもあるもの(ハチミツ、黒コショウ パウダージンジャー)です。ハチミツ小さじ1杯に対して、黒コショウとパウダージンジャーを合わせたもの小さじ半杯の割合で混ぜます。これを朝、昼、晩の1日3回摂取しましょう。こんなもので鼻炎が緩和されるって? 摂取し始めてから3-4日目から症状が緩和します。

エルダーフラワーのチンキ剤

エルダーフラワーは鼻炎の症状緩和、抗アレルギー、保温などに効果のあるハーブです。
このエルダーフラワーのティンクチャー(チンキ剤)は鼻炎の症状緩和にとても効果的です。
ティンクチャー(チンキ剤)とは、アルコールのなかにハーブを入れ、その有効成分を抽出す
る方法です。作り方はとても簡単。ぜひ試してみてください。

  1. 用意するもの:エルダーフラワーを乾燥したもの(ハーブショップで売っています)アルコール度の高いお酒(ウォッカが最適)広口ビン(ジャムの空ビンなど)スポイトのついた遮光ビン(東京では東急ハンズで売っています)
  2. 広口ビンを沸騰した湯に入れて殺菌します。
  3. ビンの8分めまでエルダーフラワーのハーブを入れます。そこにウォッカを目いっぱい注ぎます。ふたをします。
  4. 朝晩の2回、ビンを振ってやります。これを2週間続けます。これで出来上がり!
  5. クッキングペーパーなどを使ってチンキ剤を濾します。
  6. 遮光ビンに移して冷蔵庫で保存します。1年くらいもちますよ。
  7. 花粉シーズンが本番を迎える前からこのチンキ剤を飲みましょう。ぬるま湯20ccに対してスポイトで5滴くらいでいいでしょう。このチンキ剤とスパイスの組み合わせで花粉症シーズンを乗り切りましょう。
  8. ただし、いくら少量でもチンキ剤がアルコールであることには違いありません。妊娠している方やアルコール飲料の摂取を止められている方などには適しません。