今日はアーモンドの話です。アーユルヴェーダはアーモンドを有益なサトヴィック食品ととらえています。サトヴィック食品とは、体も心もリラックスさせて滋養してくれる食べ物のことです。


アーモンドにはビタミンEをはじめとするビタミンやミネラルをたくさん含んでいます。脂質は多いですが、オレイン酸(オメガ9)やリノール酸(オメガ6)といった不飽和脂肪酸が豊富。不飽和脂肪酸は、血中コレステロール血を抑制する効果、悪玉コレステロールを除去する効能があります。その結果、動脈硬化や高脂血症、糖尿病などを予防する効果があります。

 
アーモンドは記憶力を高める効果もあるといわれています。記憶力が低下してきた人にはアーモンドを勧めてあげてください。その意味において、記憶力が低下してきた人にはアーモンドオイルでナスヤ(鼻にオイルを入れる療法)をするといいですよ。

 
アーユルヴェーダは、アーモンドをはじめとするナッツは一晩水につけてから翌日食べることを勧めています。アーユルヴェーダが勧めるアーモンドは生アーモンドです。生アーモンドを一晩水につけて、翌朝、薄皮をむいたものを食べます。なぜ一晩水につけるかというと、乾燥したまま食べるとヴァータが増悪するからとアーユルヴェーダのドクターたちは答えます。

 
なるほど。でも、乾燥したものが適したカファが多い人は、むしろ水につけていないアーモンドのほうがいいんじゃない?しかし・・・

 
アーモンドをはじめとするナッツ類にはアブシジン酸が含まれているのです。アブシジン酸は玄米、豆類、タネ類にも含まれていて、植物の発芽を調節しています。これは一種の毒です。植物が身を守るために毒をもっているのですね。加熱すればアブシジン酸は無毒化するので大丈夫。しかし、ナッツを生で食べる場合にはどうやってアブシジン酸を無毒化するか?水につけることによって無毒化することができます。アーモンドの場合で8-12時間水につけると無毒化できます。だから、アーユルヴェーダでもナッツは一晩水につけるべしと言っているのでしょう。もちろん、古代の賢者がアブシジン酸を知っていたわけではありませんが、経験によって生のナッツには毒があることを知っていたのに違いありません。アーモンドの皮にはアブシジン酸がたくさんあるそうで、アーユルヴェーダがアーモンドの皮をむくことを勧めているのも、ここに理由があるのかもしれません。

 
まとめです。
●アーモンドなどの生ナッツは一晩水につける。
●アーモンドの薄皮をむく。
手抜きをしないで実行してください。

 
★「アーユルヴェーダ・ベーシックコース」通学制2018年7月-12月期受講生募中
http://www.jivajapan.jp/school/corse_1.html

 
★「オイルトリートメント専門家養成コース」2018年7月-12月期受講生募集中
http://www.jivajapan.jp/school/corse_2.html